いつまでも洗濯が

いつまでも洗濯がおわらない。これはいつもの、午前中によくある風景で、わたしは洗濯をしていたはずが、気づくとほかごとをしている。今日も気がつけばスマホを見ていて、参加したかった読書会に関するつぶやきをツイッターで読み、慌てて申し込みのメールをし、明日は新月だから、ブログの移行をするならこのタイミングなのかな、とずっと考えつづけていたので、ヘッダーとして使えそうな画像をパソコンで探しだし、気づけばもう何年も前に参列した、高校時代の友達の結婚式の写真を見始めていて、わたし茶髪のボブやんか、とか思っていたら、すぐそばに赤いクレヨンを握ったあーちゃんが立っていた。絨毯が真っ赤になっていた。まだ洗濯はおわっていない。

しかも今日は、娘のごはんに使おうと、少量のかぼちゃをラップにくるみ、電子レンジで柔らかくしようとしたら、燃やしてしまった。まず匂いでやばいと気づいて、急いでスイッチを消したけれど、煙りがとにかくすごかった。すばやく娘を非難、部屋の換気。わたしは目と喉を少しやられた。ずっと煙りの匂いがしている。

それから絨毯についたクレヨンを、雑巾で擦りつづけた。夫の作った重曹スプレーを使ったら、けっこう落ちた。次から次へと、濃いピンクに染まっていく雑巾を、ちょっときれいだなと思った。

今日はなにもしないほうがいいかもしれない。

これらの騒動ですっかり疲弊し、今夜はたこ焼きパーティーをするはずが、たこ飯に変更。わたしは今から、ずっと読むのを楽しみにしていた、ミランダ・ジュライの新刊『最初の悪い男』を読むことにする。訳はもちろん、敬愛する岸本佐知子さん。

台風で実家が十何時間も停電していた、次の日に北海道で大きな地震。北海道には、ツイッターで知り合えた、親愛なる方がいるので、ぜったいに大丈夫だと思いながらも、気が気ではなかった。SNSでお声が聞けて、ほっとしたり、胸がいっぱいになったり。6月に大阪で地震があってから、明日はわが身、という気持ちがずっと続いている。腹を据える。