1月8日(火)

いつもより帰りが遅い夫を、ストーブのまえで膝をかかえて待つ。

実家にいたころ、冬のあいだは、いつもこうしていたことを思いだす。床で体操座りして読書。つねにわたしはストーブのまえに居た。(中学生のとき、そのまま眠って火傷をおったこともある)

娘と言いあらそいをする。また怒鳴ってしまった。夫が帰ってくると、たたっとかけより、何か言いたそうにしている。(あ、ちくろうとしているな)という雰囲気を感じとる。そのあと、「かあちゃんにおこられた~」と夫に言っていた。

娘は昼寝をずっとしていない。いつもならつらい15時~16時に、今日は余裕があって「なんだ大丈夫やん」と思っていたら、17時~18時でいっきにだめになった。夫に「17時~18時に何が」と聞かれたけれど、ほんとうにちょっとしたこと。ご飯であそんだり、味噌汁をこぼしたり、そんないつものことで、だめになってしまうときがある。

もう今日は、何も発信しない。日記もインスタもしない、すぐに寝ると夫に宣言して、そのとおり寝た。

布団のなかで、娘が「かあちゃん。てて、へなぐ」と言う。夫婦ともに、さいきんぐっとくる言葉、てて、へなぐ。娘は、た行がうまく言えず、は行になる。なので「手をつなぐ」と言っているのだが、はりつめた気持ちがいっきにゆるむ。ちなみに、卵は「はまご」、たぬきは「はぬきさん」である。

今日、届いた本。カナイフユキさん『LONG WAY HOME』、「ほんほん蒸気」第4号、きくちゆみこさん「SMILE,WHEN OUR EYES MEET.(目が合ったのなら、微笑んでほしいよ。)」、秦レンナさん「MOON」。すべてが個人による出版、zineやリトルプレスで、まとめて手にとってみると、まるで生きもののような存在感。思わず息をのむ。

年があけてから、Instagram(@banmatsuri)でできるだけ毎日、本を紹介するという試みをしている。理由はそちらに書いたので、ここでは割愛するけれど(といってもやりながら、何でやってるのだろうと考え中)、ふと「ゆきのまち(文学賞)みんなで送ろうぜ」という気持ちになり、そのことを投稿した。仲間であるRさん(もしくはLさん)が反応をくださり、とても嬉しい。Rさんは「ゼロからの出発」だけど、と言うけれど、わたしもそうだし、何なら小説の書きかたの本をいま読んでいるくらいだし、間に合うのだろうか。でも、やりたいという気持ち。レアード・ハント『英文創作教室』を台所ですこしずつ、読んでいる。ハントから文章の書きかたを学べるなんて、すごいことだ。この本のもととなった、福島で開催され、ハントや川上弘美などが講師を務めた「ただようまなびや」に参加しなかったことを、わたしはずっと後悔している。遠くへ行くことにたいする、ブロックみたいなものが自分のなかにあって、生まれ育った町にこもりがちなのだ。経済的な理由もあるけれど、自分はどこにも行けないと、思ってしまう。今年はすこし遠くたって、会いたいひとに会いにいきたい。

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