10月20日(土)

自分の顔を見ていると「男顔だなぁ」とつくづく思う。美容院へ髪を切りにいった。伸びてふくらみきった髪をすべてベレー帽におしこむ日々からやっと脱却だ。いつもショート、基本はマッシュで、アシメやベリーショートなどを繰り返してきたけれど、なんどめかの飽きがきて、数ヶ月まえから髪を伸ばしている。顎よりすこしうえくらいの、ザ、ボブ、おかっぱになりたいのだが、いっこうに伸びない。わたしの髪は剛&多毛(おまけに地毛は真っ黒で癖毛。ちなみに娘は真逆のさらさら栗毛、似なくてよかった!)すぎて、そのまま伸ばすといい感じにはならないようで、内側を短く刈り、外側をかぶせるように伸ばしている。いつもならすぐ挫折するが、ショートに戻る(ずっと見た目はショートやけど)ビジョンも浮かばないので、今回はがんばっている。

ご夫婦でいとなむ美容院に通っているのだが、おふたりのお子さんと娘が同学年なので、担当の美容師さんとはだいたい、育児の話になる。今日はぎーちゃんについてで盛りあがる。以前、うちでいうぎーちゃん的な存在が、こちらではりんごジュースだと聞いていて、ほんとうに家庭ごとに事情が、いろいろあるよなぁと思った。ここ最近は、りんごジュースに代わり、カルピスになったということだった。

ようやく、すこしボブにちかづいてきたようで、でもどちらかというとショートな気がするけれど、とにかくすっきりして嬉しい。はればれとした気持ちで帰ろうとアイフォン(予測変換は愛フォン、もしくはアイフォーン)をみると、夫から、娘を二時間かけて車で寝かしつけたものの、布団に置いたら起きた、という悲報が届いていた。

夜は夫のリクエストで、鶏肉団子の鍋にする。〆は雑炊。

めったにないことなのだが、娘が寝たあとも、寝落ちせずに起きていた。ふらふらと自室に移動し、さて何しようと思う。愛読していたブログ(仮にRさんの、としますね)が、最近また更新されていて、楽しく読んでいる。そこで、彼女が勉強されているホロスコープは、わたしが夏頃に鑑定をお願いしたかたと同じなのでは、ということに気づいた。

それはプレセッション式というホロスコープで(くわしくはホロスコープ研究家、LUCY.PANさんのサイトをご参照ください http://lucypan.sakura.ne.jp)、従来のホロスコープであまり納得のいかない点があったわたしは、なんだか良さそうという、直感でメール鑑定をお願いしたのだった。

ホロスコープと真摯にたいする、Rさんの言葉にみちびかれ、プリントアウトした鑑定結果を読み直してみる。チャートは依頼しておらず、文字データをもとに、自分でホロスコープを描いてみようとするも、「6室は牡牛座で、あれ双子座…?」という感じになり、すぐ躓いてしまった(これはまた、依頼しようと思う)。でもそのまえに、わたしはホロスコープの専門用語の意味をほとんどわかっていなかった。ASC、それこそMC、カルミネート天体、アンギュラー天体、キロン。いまさらながら、LUCY.PANさんのサイトで、記事をひとつひとつ読んでいき、それが何なのか、まずは知ることができた。おもしろかったのは、生まれもった性質であるという、ASCの星座があらわす数秘と、わたしの実際の数秘が一致していたことだ。

仕事というのか、やりたいことについて相談した鑑定結果は、なんど読んでも、同じところで胸がどきんとする。そして同じところで、目のまえにもやがかかったような気持ちになってしまう。

わたしは太陽と水星が獅子座にあって、表現したい、という気持ちが突出しがちという自覚があるのだが、使命や社会的目標をあらわすMCは乙女座で、それは専門知識や技術を提供して人の役に立つことなのだという。もちろん結果には、これがどういうことなのか仔細に書いてあるのに、わたしはここで立ち止まってしまうのだ。人の役に立つ、ということが、表現と相いれないと思ってしまうことが、要因だと思うのだけど。でも、もやがはれるまで、あとすこしというような、気もしている。

それから、外出する予定がなくたって、マニキュアが塗りたいとふと思い、ブロンズ色に爪を塗った。塗るまえに、乾かすあいだに読もうと、「i-D JAPAN」フィメール・ゲイズ号と、再読したかったリディア・デイヴィス『ほとんど記憶のない女』を、机のまわりにセッティングして。でも、i-D JAPANの序章を読みおえたところで、娘の泣き声が聞こえて寝室にはしる。そのまま朝まで眠った。