10月3日(水)

いちどちぎったおはなは、もうもとにはもどらないんだよ。娘と話しているときの、自分の言葉は、ひらがなになって聞こえてくる。公園に生えていたハルジオンを、あーちゃんはまるはだかにしてから、ちぎった花をまた元に戻そうとしていた。

娘ははやく公園へ行きたいのに、そのまえに用事をすませようとしてしまい、スーパーで大泣きさせてしまった。店内をカートで小走りしていたら、おじさんが娘に笑いかけてくれて、ほっとした。いつまでも外にいたくなるような陽気で、公園から帰ってきたあとも、娘といっしょに、アパートの手入れされていないもじゃもじゃの植えこみのまえにずっと居たら、いつもすれちがってもにこりともしない住人のおじさんが、娘をみて笑顔になっていた。やはり世界は何だかやさしい。

夜ごはんは鍋焼きうどん。体調が全快するまで、一品料理しかつくらないことにした。