9月22日(土)

娘はいきものがすきだ(いまのところ虫以外の、でもとんぼと蝶はすき)。外出するときは、かならず「ねこちゃん、わんちゃん! はっぱかえるちゃん! くろいぴーぴーちゃん! 」と、いきものの名をあげていく。これは、実家へあそびにいったとき、帰るのをいやがった娘にわたしの母が、「庭にかえるちゃんおるかもしれんよ、探しにいこか」といったら外へ連れだせた(実家の庭には小さなアマガエルが住んでいる)、ということがあったからで、それから外出の際いやがられるとき、「かえるちゃん探しにいこか」と夫婦ともにいうようになった。さすがに娘も「どこに?」となってきて「葉っぱのあるところに、おるかな〜」と応えていたら、かえるのことを「はっぱかえるちゃん」と呼ぶようになったのだが、いつのまにか、会いたいいきものが増えていた。くろいぴーぴーちゃんはカラス。

そこでやっと、娘にとって、初めての猫に会ってきた。夫の実家には4匹の猫がいる。もともと夫が飼っていた黒猫のゴマと白黒まざったタビ、野良猫の産んだシャムっぽいトロ、野良猫だった銀色のナメ氏。テレビなどの動画や、写真ではだいすきな猫、本物はどうなのだろうか。アレルギーの可能性もゼロではないし、この前すこしだけ義父に会ったときは、人見知りして泣いてたけど大丈夫だろうか、などと思っていたけれど、またいらぬ心配だった。匂いをかごうとやってきたゴマタビをみたときの、娘の歓喜といったら。すぐさま駆けよって、なでたり、両手で抱きしめようとしていた。本物の猫に会えたよろこびで、義父への人見知りもどこかへいってしまったようだ(そして、ねこのじいじという称号を得た義父)。臆病なトロはこちらに来ようとしなかった。さわりかたの加減がわからず、ナメ氏にはひっかかれてしまったけれど、娘は泣かなかった。アレルギーの反応もなくて安心する。

娘の昼寝中、マニキュアを塗りなおす。塗ったあと自由があまり効かないので、自分としては、ぜいたくな時間の使いかただ。マインドフル(色名はアンドブレス)を引きつづき塗っていたくて、指によって色を変える、というのをやってみる。もう一色はゴールドで、Twitterで見かけた画像を参考に、塗る。ワイナー祐子さんの始めたラジオ(お声かわいい!)と、声のメルマガを聞きながら。完成した爪をみていると、それだけのことで、嬉しくなってくる。つぎに塗りたい色はもう決まっていて、それは血豆のようなボルドーだ。