Brunfelsia(ブルンフェルシアとよみます)

Tumblrで3ヶ月ほどつづけた日記をこちらに移行しました。

というのも、ホームページも製作するデザイナーである夫(わたしの日記をいまだ読んだことがない)が、Tumblrを使いはじめた当初から、おもにアプリの不具合に、ぶちぶち言っていたわたしに見かね、Word Pressでブログ設定したるわという話に、なったわけです。自分の勉強にもなるからと。夫はやさしい。

その間3ヶ月。わたしはすっかりTumblrに慣れ、不具合は解消されないものの、日記を書くことが楽しくなり、正直どちらでもよくなっていた。

しかし、最近は日記をなかなか書けず(といっても、毎日1、2行ずつは書いていて、要は書く速度が遅い)、何をしていたかというと、内職に精をだしていた。日々の優先順位も、感情も一定ではなく、揺らいでいる。書きたい過去のこと、目の前をめまぐるしく過ぎる現在がないまぜになり、どうしたものかなぁと思っていた。

そしてまた最近、日付をタイトルにするのをやめ、詩人のエミリ・ディキンスン方式(文章の最初の1行めをタイトルにする。思えば、保坂さんの『カフカ式練習帳』もそうだ)にしてみたら、するする書けることを発見し(と思ったけど、いつもより時間のある週末に書いてたからだ、という気もしてくる)、日記を書くのがまた楽しく思えた。この記事はすでにディキンスンやないけど。べつに何だって、ただのごっこというか、わたしの遊び場なんやから、自由でいいのです。

この機会に、日記の場所を変え、見た目も変わることで、新しい気持ちになれるかな、と思ったのだった。いろいろ試してみたいという気持ち。

ただ移行もひとすじなわではいかない。自分で触るには難しい部分が多いし、デザインがイメージと違ったり、ちょっとしたことから、先に進まなかった。夫には、日記を書くことが自分にとって、どれだけ大切なのか、伝えることができていなかった(コミュニケーション不足だな)。とうてい新月には間に合わなかったけれど、完成してないと始めちゃいけないこともないし、完璧な場所、というのも、ないのかもしれないし。途中でも楽しい。

Brunfelsia(ブルンフェルシアとよみます)とは何かというと、バンマツリというナス科の植物の英名なのですが、バンマツリにはまた別の呼び名があり、それが本名(旧姓での)と酷似していることに、この日記のタイトルはちなんでいます。スーパーの一角にあった小さな花屋さんで、その植物を見つけたときは、とても愉快な気持ちになった。でも、Tumblrからタイトルはずっと仮のつもりでいて、ほかのタイトルがまだ思いついていない。なので、移行後もタイトルは同じ。

下記は、Tumblrを1ヶ月くらい続けられた日に書いた、日記からの引用だ。いまも、ここに書いたことはあまり変わってなくて、でも少しは誰かに読んでもらいたいような、オープンな気持ちも生まれつつある。読んでるよ、と言ってくれたかたは、5名になった。ありがとうございます。自分のために書くといっても100%はむずかしい、わたしの念頭にはふわっとどなたかがいて、そのことにいつも支えられています。

〈産後ずっと、何か書きたいけど、何が書きたいか分からない気持ちで、ぱんぱんだったわたし。書く練習というかリハビリがしたい感覚で、とにかくつづけようと思い、日記という形式を選んだ。誰かに何か発信しようとか、記事にタイトルをつけようと思うだけで、自分はきっと書かなくなるだろうから、身近なひとがあまり利用していなくて、“いいこと”が書いてありそうな、圧力を感じない場所がTumblrだった。

そんな消極的な始まりで、でも書いているうちにどんどん楽しくなってきて、自分のために書いている、という意識がつよくなってきた。何が書きたいかは分からなくても、いまはそれでも大丈夫、と思えるのだった。1日でこれぐらいの文字量が書けるんだな、とか、ひとつのことをじっくり書いてみたいという気持ちが芽生えても、なかなか取り組めないな、とかが分かるのもよい。

そして、2〜3名のかたから「読んでるよ」と言ってもらえ、とても嬉しくありがたい。仕事では無色透明の、誰が読んでも分かるという文章をたくさん書いてきたけれど、わたし自身は1〜3名くらいに向けて書かれた文章が好きなのだ、と気づいた〉

(一部Tumblrより転載、加筆修正)